ビュッフェスタイルの昼食@食事に関する新たな取り組み

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
浜松市東区笠井町にある「サービス付き高齢者向け住宅おおるり笠井」
ここでは現在、おおるり富塚と共に「地域企業様に協力を頂いて高齢者の生活を豊かにする」
地域企業共同企画の取り組みを進めています。

私の考える「高齢者施設の食事」について
高齢者施設の食事は、
カロリー、塩分、栄養素のバランスがよく、
食べやすいよう柔らかめになっており、
落としてもいいように軽いプラチックの容器が使われ、
ごはんは人によってグラム数が設定されている。
食事量を把握し、摂取が少なくなると、
イノラスなどの栄養剤の処方や点滴を依頼する。
おやつや甘いものは施設で管理をし、
個数を制限して入居者に渡す。
そんなルールが多いと思います。

食事は、生きていくために必要な「栄養補給」でありますし、
健康面や誤嚥などのリスク軽減のため「管理が必要」でもあります。
食事摂取減少時の一定期間の食事量把握や栄養剤補給、
この時期の脱水防止のための水分管理など、
当然必要な部分はありますが、
私はそれ以外の介護施設の常識の多くを内心「否定」しています。
制限やルールは基本的に最低ラインまで落として、
必要な方に対して、本人や家族と話をして制限を付加していくべきだと考えています。

そんな考えのもと、
おおるり笠井では現在職員たちが色々な企画を考えてくれています。
体の大きさも満腹感も人によって違う。
それなのにいつもおかずは全員同じ量。
食べたいものを食べたいだけ食べてもらおう。
今回は地域の食事業者様に協力いただき、
ビュッフェスタイルの昼食に挑戦したようです。
みなさんとても喜んでくれたようです♪

おおるり笠井では、現在、現地職員が中心に企画をしてくれています。
企画の中では、うまくいかないこともたくさんあります。
喜んでもらいたいと思ってやったことが、
実は不評だったり、
思わぬ批判があったりすることもつきものです。
5回やって、1回でもうまくいけばいいと思いましょう。
何もやれなければ、そもそも永遠に1回も喜んでくれないのだから。
何事も成果が出るのには時間がかかる、
大切なことはやり続けること。
地味で地道な活動をめげずにやり続けること。
やり続ける中で常に改善や新たな取り組みを考えること。

いろいろな人を見ていますが、
やっぱり、これができる人は強いですね。
継続は、知識や経験の蓄積と新たな出会いに繋がっていきます。

高齢者施設に BARをオープン!? 介護の常識を覆す「地域企業共同企画」の動画が完成しました。
動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=310s
おおるりホームページはこちら https://ohruri.jp/
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