「レビー小体型認知症」VR体験からの学び
こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
当社では今年2月に私が講師となって「VRによる認知症体験」の社内研修を実施しました。
当社が運営する「サービス付き高齢者向け住宅 おおるりシリーズ」では静岡県西部・中部で9施設。
要介護認定者の方が8〜9割で認知症の方もたくさんいらっしゃいます。
先日も、急に「幻覚」が見えるようになった入居者様がいました。
専門医に診てもらうと「レビー小体型認知症」の疑い。
常に自室に複数の男性や女性、子供、犬などが出入りし、
終日ずっと居座られたり、ベットで寝たりするようです。
当然、本人は幻覚と分からないので本当に誰かが入っていると思い、
施設に不法侵入について訴えがあります。
周りは幻覚とわかっていても、本人にとっては「それが現実」です。
残念ながら、我々は今まではどのように見えているのかをわかってあげることができませんでしたが、
2月のVR認知症研修で「実際の認知症を一人称として体験する」ことで、
どのように見えているのかを感じることができました。
確かに、幻視はぼんやりではなくはっきりとそこに存在しているように見えるようです。
知っていることと「実際に体験すること」は、大きな差があります。
VR体験により、認知症の方のことを少し理解でき、
よりよい接し方を考えることができるようになったと思います。
高齢者施設に BARをオープン!? 介護の常識を覆す「地域企業共同企画」の動画が完成しました。
動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=310s
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