石川県「佛子園」の視察へ職員と行ってきました。

こんにちは、バイスティックケアサービスの塚本です。

昨年12月、佛子園の運営する輪島市の「輪島カブーレ」に1人で行ってきましたが、

今回は職員たちを連れて、

同じ佛子園の運営する白山市の「行善寺」

金沢市の「シェア金沢」に行ってきました。

どちらの施設も高齢者も子供も大人も。

地域の人も障がいのある人もない人も。

みんながごちゃ混ぜになって過ごす街。

下記は、1日目に行った「行善寺」について。

玄関が一つで、そこから入っていくと、デイサービスがあり、カラオケルームがあり、地域の方の貸しスペースがあり、

駄菓子屋があり、マッサージ店があり、その奥には飲食店と温泉があり、

更に奥には、クリニック、保育所、フィットネス、自治室があり、

いろんなことができる地域拠点の施設。

一つの通路をいろいろな方がシェアしているので、本当に色々な人が行き交っている。

ここには温泉があって、地域に住む方はどなたでも無料で利用ができる。

地域外の方も有料でいつでも利用できる。

カラオケルームでは、数名の高齢者がカラオケをやっていて、

デイサービスと思われるところ(区切りがなく全くわからない)には、

外部のネイリストが福祉ネイルをおこなっていた。

おそらく、この場所では、障がいのある方が就労しており、

その他職員もたくさんいるのだろうけれど、誰が職員か、お客か、何しにきた方なのか全くわからない。

様々な方が本当にごちゃ混ぜになって行き交いしているので、

我々もお客様扱いされず、とても自然な感じで見学することができた。

飲食店の奥には、広場や遊具があり、その奥には本格フィットネスやプールなどがある。

フィットネスは、おそらくデイの機能訓練や障害者の方も多く利用するのだろうけれど、

かなり本格的な機器が揃っており、ヨガ教室のような教室も開かれており、

一般の方にとってもかなり充実した内容だった。

一般的な設計は、

目的別に入り口を設けることがほとんどだが、ここはあえて入り口を一つにすることで

他者との交流を可能にしている。

他のルートがあるのかもしれないが、

たとえば我々がフィットネスを利用しようとすると、

玄関を入り、一度靴を持って、デイや飲食店、温泉を通り、

もう一度靴を履き、中庭をわたり、

また靴を脱いで、2階に上がらなければ辿り着けない。

目的の場所まで辿り着く途中で、高齢者や障がいのある方、温泉や飲食にきた地域の方など、

色々な方とすれ違い、自然に交流が生まれる仕組みなのだと思う。

今回は、職員と一緒に行ったので、

私の考える介護施設のあり方を共有してくれたらいいなと思っています。

それぞれの部署において、

取り入れられること、考え方のシフトなど何か一つでも実践してくれたらと思います。

これからも、職員と一緒に、施設視察や介護フェアなどに行く予定です。

私は、こうして施設視察や出張によく行くのですが、

行った際には見て感じるだけではなく、

それを活かして「必ず一つは新しいことを始める」と決めています。

今回も新しく始めることが固まっています。

早速、今日から取り掛かっています。

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