「駄菓子屋を始めます」@福祉と地域のデザインについて考える

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。

2024年7月7日、浜松市中央区笠井町 おおるり笠井の玄関先で「駄菓子屋」を始めます。

駄菓子屋だけではなく、おおるり笠井の共同ダイニングを地域の方が使えるスペースにして、

駄菓子を買った子供たちが自由にそこで勉強をしたり、遊んだりできるようにします。

地域にとって必要とされる施設であるように。

高齢者施設が地域に溶け込むように。

笠井の住宅地の中にある高齢者施設が街の風景の一つになったら素晴らしいですよね。

ついては、7月7日にオープンイベントを開催します。

ご家族も、大人も子供も、地域の方も、そうでない方も、

みなさんお気軽にお越しください。

最近は、「今後の高齢者施設はどうあるべきか」を考え続けています。

「地域社会にとって、どんな会社でありたいか」

そして、

「どうあればこの事業を維持し続けることができるのか」

思想と事業存続の両方を実現するためにどうあるべきかを考えています。

私は以前から、

今後は高齢者施設を単体で考えるのではなく、

地域課題やニーズと結びつけ、トータルして事業デザインしていく必要があると考えています。

では、どうやって地域と結びつけていくか、

それはその地域性や立地など施設ごとによって異なると考えています。

「おおるり富塚」は、

オシャレなカフェのような空間で定期的なイベントを実施したり、

地域企業に協力をいただき文化を感じるワークショップ、地域のお店ごはんなどを行っています。

アクティブシニアの入居する「リライフ富塚」では、

エントランス前の駐車場で地域の方も参加できるラジオ体操をしたり、

コミュニティルームでやカルチャー教室やリライフカフェの開催をしたりしています。

今回、「おおるり笠井」は、

その地域性から、「駄菓子」と「子供の居場所」を考えてみました。

介護の業界は、以前からずっと閉鎖的な業界ですが

それは「高齢者の安全を維持する」「高齢者や職員の健康を守る」ことを大切にした正しい姿勢でもあります。

歴史の中で問題が起こる度に、法改正や教育制度などの改善を繰り返して現在の状態に至っています。

そのおかげで、

誰もが、以前に比べて質の高い医療や介護のサービスを、

保険制度を利用し受けられるようになっています。

しかし、地域ごとの格差や違いから、

そのような画一的な内容に収まらないニーズが出ています。

過去から繋がっているこの基盤に、新たな考えやアイデアを取り入れる。

地域や施設ごとなど、局所的に必要とすることは、各企業が考え実践するべきで、

新たな発想やアイデアは民間企業の強いところです。

新しいことにチャレンジし、それが地域課題の解決になり、当社の企業の強みになりたいと考えています。

リライフ富塚

2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅 リライフ富塚」がオープンしました。

リライフのホームページ https://relife-suyama.com/

■未来マチプロジェクト

是非動画もご覧ください!

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