「退去の先を想う」ということ

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
我々の運営する「サービス付き高齢者向け住宅おおるり富塚」にはいろいろな方が住んでいます。
自立から介護5。
60代から100歳近く。
外国籍の方もおりました。
開設して1年6ヶ月程、出会いと別れを繰り返しています。

退去の理由は、
死去、病院への長期入院、他施設入居、家族の住んでいる地域へ転居など様々。
現在、介護5の方の他施設転居を来週に控えています。
「出来る限りいい状態で送り出してあげたい」
「新たな施設ではできなくなることを今してあげたい」
と考えてくれる職員。
大好きなパンを買って、毎食、食べてもらったり、
髪や髭を丁寧に整えたり、
外の空気をできるだけ感じられるよう毎日散歩につれていったり。
私たちのような自由な施設だからできることを退去の日まで継続してくれています。

退去の先にも、その方の人生は続きます。
今の私たちには、
退去してしまうからこそ「退去の先」を想う
そんな気持ちと行動を大切にしています。
家族に見てもらいたい光景の一つです。

入居前に「最後までみていただけますか」という質問を受けることがあります。
弊社の運営するおおるりでは
看取りや終の住処としてご利用いただくことも可能ですが、
自由度が高い住まい故に、
重度の認知症や医療依存度が高い方については対応に限度があります。
現在、高齢者の入居施設や入院施設には多くの種類があり、
それぞれの状態に応じたケアが受けられるようになっています。
状態の変化に伴い家族と相談をし、
家族の環境やその方の状態にあったところに住み替えるのも選択の一つです。
その際には、我々は退去の先を思い、出来るだけいい状態で送り出したいと考えています。

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