「看取り」について考える

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
弊社のおおるりでは毎月、どこかの施設で退去があり、そして新しい方が入居してきます。
出会いと別れの繰り返し。
その中にいろいろなドラマがあります。

高齢者施設ですので、人生の最後に近いところを当施設で過ごすわけです。
先日は、ある施設で「看取り」を行わせていただきました。
余命先刻から、施設職員が一丸となって対応しました。
いつもどおりの生活を送りながら、
少しづつ食事がとれなくなり衰えていき、
最後は、医療機器や管はいれず、機械音もすることなく、
いつもと変わらない自室で寝ているまま安らにお亡くなりになりました。

その施設では点滴や積極的な治療をすることはできませんが、
介護職員がしっかりと入居者に関わりながら、
自然に最後を迎えることができます。
どう最後を迎えたいか、
ご家族や本人と話し合いを重ねて、
それを実現できるよう体制を整えます。
その入居者様を担当した職員は、
最後まで入居者様とご家族に寄り添い、
看取りからエンゼルケアに携わり、
ご家族様の希望があり、葬儀から火葬、初七日法要まで参列させていただきました。
出会いがあれば別れもある。
だからこそ、1日1日を大切にしたい。
我々が向き合うべきは、制度や法改正、利益やステークホルダーではなく、
入居者ひとりひとり、家族ひとりひとりである。
大切なものは本社機能ではなく、施設とそこで働く職員である。
そう、改めて職員から教えられました。

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