今日の読書「占領下の日本」
2022.05.10
|●塚本ブログ|「想い・考え」のこと
こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
ウクライナ侵攻の連日の報道。
終戦後の昭和20年から27年までの占領下の日本はどうだったのだろうか。
今日は「占領下の日本」という本を読んで見ることにしました。
昭和20年の日本の降伏からGHQの民主化政策、
民主憲法の誕生、混乱を迎えた食糧難の国民生活
ドッジライン策定、経済安定化まで。
占領下の日本の変わりゆく姿を写真と言葉で説明されていて、
とてもわかりやすい本でした。
1日茶碗一杯のご飯とわずかな惣菜が口に入る程度であったという戦後の食糧難。
弊社の運営施設で食事を提供する際、
「残してしまうことを申し訳なさそうにする入居者様」
戦時・戦後を経験してきた入居者様達からすると、
それは単に提供する我々に対しての気持ちだけではなく、
もっと深く重い気持ちが入っているのだろうなと感じました。
私は40代、社会人経験20年以上、それなりに経験はしてきましたが、
入居者様の歩んできた時代に比べれば、随分豊かで、経験が乏しい。
変化の多い現在、今後の時代のことを考えなければいけませんが、
古きをたずねて新しきを知る。
そんな考えも必要なのだと思います。
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