入居者様が「自然に施設運営に参加することができる」施設＠おおるり富塚

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
浜松市中区富塚町にあるサービス付き高齢者向け住宅「おおるり富塚では、
入居者様に「施設運営に参加」し、協力していただいております。
もちろん、強制ではなく、
やれる方がやりたい時に「自然に」参加することができます。
介護が必要な方も、認知症のある方も参加できることはたくさんあります。

スタッフと入居者が一緒になって、食事の配膳や下膳を行ったり、
ダイニングの清掃、ゴミ箱やティッシュの設置、植栽の水やりなどをしたり、
できることを積極的にお願いしています。
私たちも本当に助かっていますし、
それにより提供する側とされる側ではない、「フラットな関係性」が構築できたりします。

フリーWi-Fiのつながるコミュニティスペースで入居者のパソコンのメールアドレス設定を一緒にしたり、
一緒に元の自宅へ行って、足りないものや好きなものを取りに行ったり、
夜に一緒にデイルームで映画を見たり。
やっている仕事は、「介護だけ」ではなくて、「高齢者の生活全般」に及びます。
だからこそ、とてもやりがいのある仕事。

そんな、一般的な高齢者施設の運営では、あまり見られない光景がここでは日常化しています。
管理や安全を徹底するあまり、入居者にやらせないということが一般化している介護施設の運営。
そんな常識は、私には全くありません。
高齢者が住む場所は、窮屈ではなく、もっと自然なものでありたい。
高齢者施設という制度や政治的な都合で作られた、よく分からないカテゴリ。
私にとっては、高齢者施設も自宅も変わらない「高齢者の住まい」です。
これからも、入居者様の強制ではない、自然な「役割」や「社会参加」の提供をしていきたいと思います。

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