道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である

こんにちは。
株式会社バイ・スティックケアサービスの塚本です。
『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である』
(二宮尊徳の言葉)
私が業務にあたり心掛けている言葉です。

ここ何年かで介護事業者や施設運営事業者の撤退や事業譲渡などが多くみられます。
弊社、高齢者住まい紹介センターの紹介施設や面識のある会社など身近なところでも
戦略的な譲渡や統合なども含めると10社以上が運営会社に何らかの変更が生じています。
我々が学習をしてきた『福祉の心』『介護技術』は基本として欠かせないものですが、
介護保険制度が始まった頃のように、制度に準じて事業を行っていけば利益が確保できた時代は終わり、
今は「その気持ちや技術だけ」では到底運営できる時代ではありません。

施設運営を継続していくには、介護力だけではなく、
収益確保や従業員確保、経営についてのノウハウ、
そしてハンドリングが必要です。
コロナ禍が長期化するなか、今後はそれがより顕著になってくると思います。
冒頭の言葉を私なりに解釈していますが、
正に、
道徳(福祉の心)なき経済(利益確保)は犯罪であり
経済(利益確保)なき道徳(福祉の心)は寝言である

と思います。
多少でも利益を得て、施設運営を今後も運営できるだけの体力と、
利用者への更なるサービスを行うための資源に充てたいと思います。

弊社ホームページ https://bystickcare.co.jp/
塚本ブログはこちら  https://ohruri.jp/

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