もしもの時の『おおるりの消防設備基本仕様』の説明をします。

こんにちは。
株式会社バイ・スティックケアサービス の 塚本です。
今日は、60歳以上の高齢者の方(平均年齢は85歳前後)がそれぞれのスタイルで共同生活を送る
サービス付き高齢者向け住宅おおるりの
消防設備の基本仕様
についてご説明したいと思います。
■火災警報器
どのおおるりにも、火災警報器を設置しています。
1階の事務所付近に主装置があります。


こちらは各階の警報機ボタン

各部屋や共用部に多数取り付けられた火災報知器。
熱式と煙式があります。


火災を感知または警報機ボタンをおすと、建物内に警告音が鳴り響きます。
主装置では、どの部分の警報機が反応したかを確認することができます。
なお、主装置が反応すると、
そのまま自動的に消防署に通報が行き、消防隊員がこちらに向かうよう設定されています。
安心ですね!
■スプリンクラー
こちらがスプリンクラーヘッド


居室や共用部のいたるところにあります。
常に管内に水が通っており、水圧をこの鉛で蓋をしています。
熱(72度 98度 1208度)を感知し、
鉛が溶けて、すごい勢いで水が放出されていきます。
熱で溶けた部分のみから放出しますので、火災の延焼に伴い順にその箇所ごと放出していきます。
■消火栓、消火器
共用部には消化器や消火栓が備えられています。


初期消火に使用します。
避難訓練の際に、消火器の使用の仕方を消防隊員の方に教えてもらったりしています。
■避難経路
避難訓練は全階、2方向を確保。


電子錠が付いている場合も、火災警報器が反応すると
自動開錠となります。
また、設備以外にも消防関係の手続きや管理が必要です。
防火計画の提出
防火管理者の選定
設備の法定定期点検
日常チェック表の確認
消防立入検査
防火カーテンの設置
避難訓練年2回以上の実施
スタッフ研修
土砂災害マニュアル
消防避難マニュアル
地域の避難場所の把握
弊社管理スタッフの定期点検及び記録
など。
入居の時には、目の前の
『サービスや料金、生活の仕方』の説明が先行してしまいますので、
なかなかこういった説明をご家族にすることはありません。
こういった緊急時に関することなど
入居後に気になることがありましたらいつでもご連絡下さい。

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