介護施設を「この街の真ん中に」@OHRURI COFFEE
こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
「OHRURI COFFEE」の準備は、チラシや装飾などあまり費用をかけず手作りで行っています。
案内カードには、私のメッセージを記載しました。
いろいろな仕事がある中での活動なので、
焦らず、のんびりとやっていこうと思っていますが、
来年2月のオープンに向けて、少しづつ告知営業もしていこうかなと思います。
今回のコーヒー店のオープンにあたって最も大切となるところは、
「従来の介護施設の考え方の脱却」です。
今までの介護のマインドセットを変えなければいけない。
ここに一番の壁と大切なことが詰まっていると考えています。
そのためには、まず介護施設にコーヒー店が併設しているという考え方ではなく、
地域の方が集まるコーヒー店に、介護施設が併設していると考えることが必要。
そして、その先は介護施設の「施設という括られた種別」がなくなり、
介護施設と地域が溶け込んだ風景が、当たり前の私たちの日常の風景となるような地域になってほしいと思っています。
「介護施設をこの街の真ん中に」
超高齢社会で高齢者が人口の「主」となる時代。
介護施設を、海や山など人里離れたところに配置するのではなく、
街の「ど真ん中」に置いて、社会との関わりの中に入れ込んでいく。
そうした地域デザインが今後は必要になってくると思います。
これは、何も大きな話ではなく、
今ある介護施設のそれぞれに地域や社会とつながる「ハブ」を設けることで、
自然と地域と溶け込んでいくのではないかと考えています。
ここおおるり富塚では、今回の「OHRURI COFFEE」がハブとなって、
施設と地域が自然に溶け込むデザインができたらいいと思っています。