2050年の街と未来マチプロジェクト

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「わたしの立てる仮説」

今、2050年の夏祭りについて準備を進めています。

今みんなで「2050年どんな未来か想像してみよう」を進めています。

TERAKOYAの子供たち、学生などに2050年アンケートをとって、未来マチ新聞や未来街ビジョンなどを貼り出したいと思っています。

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◾️私なりの仮説

未来の地域の答えを持っているわけではありませんが私も
仮説をしてみます。

人口構造も変わる。
産業も変わる。
人の価値観も変わる。

だからこそ、未来を設計するというよりも、実践と対話を繰り返しながら、その時代に合った地域の形を探し続けることが重要だと考えています。

◾️地域包括コミュニティという仮説

未来マチプロジェクトでは、これまで語られてきた「地域包括ケア」の先にあるものとして、
「地域包括コミュニティ」
という考え方に近いものがあります。

現在の地域政策は、行政サービスの維持や、医療・介護・福祉の連携を中心とした地域包括ケアの考え方を軸に進められています。
もちろん、それはこれからも重要な仕組みです。
しかし人口減少社会において、本当に問われるのはケアの問題だけなのでしょうか。
自治会の維持。 祭りや伝統文化の継承。 世代間交流。 地域アイデンティティの維持。 日常的な見守りや助け合い。
これらを含めた地域社会そのものの再構築が必要な時代に入っているように感じています。

私は、地域包括ケアが「支える仕組み」であるならば、
地域包括コミュニティは、
「共に暮らし、共に地域をつくる仕組み」
だと考えています。

未来街プロジェクトが注目しているのは行政圏ではありません。

私たちが考えたいのは、人が実際に暮らしている「生活圏と共同体圏」です。

例えば、
行政圏 8万〜10万人
生活圏 1万〜2万人
共同体圏 約3,000人
という多層的な地域構造を一つの仮説として考えています。

行政機能は一定規模で維持する。
一方で、人間関係や支え合いまで広域化してしまうと、地域の共同性は失われていく。
だからこそ、
行政は広く、 共同体は小さく、
その間を生活圏がつなぐ。
そんな地域構造が必要ではないかと考えています。

特に共同体圏の規模は重要です。

人は行政の中で生きているのではなく、
関係性の中で生きています。

顔が見える。
名前を知っている。
最近見かけないことに気づく。
困った時に声を掛けられる。

そんな関係性が生まれる単位こそが、地域社会の基盤なのだと思います。

しかし現在、その役割を担ってきた自治会や町内会は、人口減少や高齢化の中で維持が難しくなりつつあります。

未来マチプロジェクトは、まさにその新しい形を模索したいと考えています。

その拠点として位置づけているのが介護施設です。
ただし、それは福祉施設としてではありません。

介護施設を、
生活、 文化、 交流、 学び、 飲食、 子育て、 仕事、
それらをつなぐ地域のプラットフォームとして再定義したいと考えています。

子どもが集まり、 地域住民が集まり、 働く人が集まり、 高齢者が集まる。

介護施設を、ケアの場所から共同体の場所へ変えていきたいのです。

そして、この考え方の根底には、
高齢者を一人の人間として捉える
という視点があります。

これまで高齢者は、
支援の対象、 介護の対象、 社会保障の対象、
として語られることが少なくありませんでした。

しかし高齢者は、その前に一人の生活者です。

美味しいものを食べたい。
誰かと話したい。
学びたい。
挑戦したい。
誰かの役に立ちたい。

何歳になっても、人は欲求や希望を持ち続けます。

未来マチプロジェクトでは、
高齢者を地域の支えられる存在としてだけではなく、
地域を支える主体として捉えたいと思っています。

さらに言えば、
一人の消費者としても考えています。

人口減少社会において、地域経済を若い世代だけで支えることは難しくなります。

これからの地域には、高齢者が豊かに暮らし、楽しみ、学び、挑戦し、消費することで生まれる新しい経済循環が必要です。

高齢者の自己実現は福祉の話ではありません。
地域経済の話であり、地域文化の話でもあります。

未来マチプロジェクトが目指しているのは、
介護施設を起点として、
新しい共同体をつくること。

自治会の代わりではなく、 商業施設の代わりでもなく、
地域の暮らしそのものを支える拠点をつくること。

それが私たちの考える
「地域包括コミュニティ」
です。

人口減少が進む社会の中で、
人口を増やすことではなく、
地域を消滅させないこと。

そして介護施設を、地域社会の新しいプラットフォームへ変えていくこと。

未来マチプロジェクトは、その実践を通じて、人口減少時代の新しい地域モデルを探求していきたいと考えています。

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