私が惹かれるまちの風景
2026.10.17
|●塚本ブログ|「想い・考え」のこと|「趣味や遊び」のこと|●スタッフ日記
私が惹かれる、まちの風景。
新しくて綺麗なものだけでつくられた街よりも、
古いものと新しいものが入り混じりながら、
少しずつ変化していく街に惹かれます。

古い商店。 細い路地。 昔から続く住宅地。 祭りが行われる神社。 地域の人が集まってきた公園。


そうした風景には、そこで暮らしてきた人たちの時間や、
人と人との関係性が染み込んでいるように感じます。
建物そのものに価値があるというより、
その風景が地域の記憶を持っている。

長く親しまれてきた建物がなくなると、
いつの間にか「あそこには何があったんだっけ」と思い出せなくなることがあります。


建物がなくなることは、単にハードがなくなることではなく、そこにあった人の営みや記憶、そして地域の文化の一部が見えなくなっていくことなのかもしれません。
だからこそ、街に残る「名残り」は大切にしたいと思う。
一方で介護や福祉の仕事をしていると、
安全や効率の面が重要だなと感じることが多々あります。
古い街並みや建物は、
段差、狭い道、坂道、
車椅子では通れない場所などが多く
高齢者にとって住みづらい場所でもあります。
超高齢社会の中で作る豊かな社会とは。
今ある風景や文化をどう次の世代へ残していくのか。
介護施設も、公園も、商店も、自治会も、
地域にある一つひとつの資源を「つくり直す」のではなく、
少しずつ編み直していく必要があります。
変えたくない想いと、
変えたほうがいいという想い、
異なる立場や価値観がぶつかり合いながら、
少しづつ姿を変えていく、
そんな過程に
私の惹かれるものがあるのかもしれません。
#日暮里
#谷中
#惹かれる街並み