サービス付き高齢者向け住宅、シニア賃貸住宅、介護事業運営の株式会社バイ・スティックケアサービス公式ブログ

「想い・考え」のこと

【BAR OHRURI／カクテルとディナーとネイルを楽しむ夜】を開催します。

2024.04.10

| ●お知らせ

| ●採用について

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。浜松市中央区富塚町のサービス付き高齢者向け住宅「おおるり富塚」で久しぶりに「BAR OHRURI」をオープンします。今回は、浜松市中央区千歳のバーランブリンボーイの石川さんに加え、コトバコみかわや「KIZUKIの食堂」の大村さん、福祉ネイルの青木さんにも協力をいただきます。開催自体は、前から決まっていたのですが、 3月から4月にかけて色々ありすぎて、全く準備できず、今日、朝、急いでチラシを作りました。詳細もこれから考え、それが決まったら準備です。ゲストをたくさん呼ぼうと思っていましたが集客の時間が微妙です。。でも、入居者さんが楽しんでくれたらそれでいい。今回も楽しく開催したいと思います。 BAR OHRURIは、地域の方に協力をいただく「未来マチプロジェクト」の活動の一つです。未来マチプロジェクトでは、高齢者施設の閉鎖的なイメージを明るく楽しいイメージに変え、業界のイメージアップと高齢者施設が地域に溶けこむ街づくりを目指しています。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

コミュニティームの活用について考える＠シニア賃貸リライフ富塚

2024.04.10

| ●お知らせ

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| ■リライフシリーズ

こんにちは、バイスティックケアサービスの塚本です。浜松市中央区富塚町のシニア賃貸住宅「リライフ富塚」が2月に完成をし、入居が始まりました。段々と明かりがつき、新生活が始まっています。１階にはコミュニティルームがあり、週１回、入居者や地域の方を対象に絵手紙や水引などの教室を行なっています。このコミュニティルームは、壁一面が鏡となっており、ヨガやダンスも可能。テレビや机、椅子、ホワイトボード、さらにはキッチンもあり、様々な用途に対応しています。洗面台やトイレ、冷蔵庫、Wi-Fiも完備です。今後は、様々な教室を開講していく予定があり、この「コミュニティルームの活用」がリライフ富塚の特徴でもあり、地域や外部とのつながりを深める鍵となると思っています。講座開催以外にも多くの可能性があると思います。そこで、今、今後、このコミュニティルームの新たな活用方法を考えています。地域の方へ貸スペースとして時間貸し、子供を絡めないかなどなど。以前、当社をケーススタディーにした静岡大学の講義で、当社の事業の今後の取り組みについて、学生さんからさまざまな意見やアイデアが出たように、色々な人からアイデアを募れば、革新的な活用方法が浮かぶかも。何かアイデアあれば、ぜひ教えてください。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンしました。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

「ブーランジェリーあめみ」さんに来ていただきました！

2024.04.10

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。本日は、地域と介護施設をつなぐ「未来マチプロジェクト」でブーランジェリーあめみさんにお越しいただきました。ブーランジェリーあめみさん　 https://www.instagram.com/boulangerie_amemi/ あめみさんには、月に1回、浜松市中央区おおるり富塚にお越しいただき、昼食の提供と訪問販売をしていただいています。あめみさんのパンは、無添加酵母で身体にも優しい♫ 今回はピザ風のパンと菓子パンのセット。 4月から、当社も新しい期（14期）に入りました。物価や光熱費の高騰、4月からの昇給、手当等の見直し（待遇強化）などの経費増、介護報酬改定（訪問介護報酬減）による収入減、収入と支出のバランスの取り方が、本当に難しくなっています。今日考えて判断したことが、明日やっぱり変わったり、最近は毎日、そんなことの繰り返し。そんな中、未来マチプロジェクトはしっかりと続けていきたいと考えていますが、内容の見直しなどは必要だと思っています。皆様によろこんでいただき、それが地域や社会、自らのためになるよう、内容を常に見直し、取り組んでいきたいと思います。ブーランジェリーあめみさんとも、毎回がルーティーンになってきましたので、一緒に話し合って、より入居者様に喜んでいただけるような内容を考えています。未来マチプロジェクトでは、高齢者施設の入居者様にその地域の飲食店ごはんを提供し、単に美味しいものを食べてもらいたいという思いだけでなく、「地域とのつながり」を大切に考えています。パートナーのみなさまとは、単に販売者と購入者という関係に留まらず、一緒に「これからの地域」を考えていく関係を築いています。一緒に明るい未来に向けて活動をしていきたいと思います。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

FMHaro！「ご縁を繋ぐチャンネル」に出演させていただきました。

2024.04.1

| ●メディア・プレスリリース

| ●お知らせ

| ●採用について

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

| おおるり笠井新着情報

| ■リライフシリーズ

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。今日は、株式会社えんむすびのラジオ番組「カネタサトシのご縁を繋ぐチャンネル」に出演させていただきました。公私共々仲良くさせていただいている金田さんとリライフ動画のナレーションをしていただいたパーソナリティーの大庭さんとご一緒でしたので、特に内容も決めず、流れるまま、お話をさせていただきました。当社が取り組んでいる「未来マチプロジェクト」の内容を中心に話をさせていただきました。（株）えんむすびさんには、当社職員へのインスタグラムの講師やホームページ、広報などの支援をしていただいています。そして、時々飲みにいって、一緒にワクワクすることを考えて、新たなトライをしています。当社の目指すビジョンを共有できる信頼できるパートナーです♫ 4月22日（月）には、またバーランブリンボーイの石川マスターをお呼びして、おおるり富塚で「BAR」を開店する予定です。 3月は激務でしたので、まだ準備ゼロ。あと1週間くらいは忙しいので、その後から準備です。 https://youtu.be/Q5G-GmbKC6Y

「新玉ねぎの肉巻きフライ」KIZUKIの食堂の日＠おおるり富塚

2024.03.26

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。地域と介護施設をつなぐ「未来マチプロジェクト」今日は、浜松市中央区尾張町「KIZUKIの食堂」さんが、浜松市中央区富塚町のサービス付き高齢者向け住宅「おおるり富塚」に来てくれて、入居者とデイサービスの利用者様に昼食を作ってくれました。「今日の献立」新玉ねぎ肉巻きフライ春キャベツのナムル温やっこ✖️醤油麹だれきゅうり辛子漬けわかめスープ 10時過ぎから、調理している音や匂いが施設内に広がっていきます。「調理の音や匂いが近くに感じること」は、以前は当たり前のことだったかもしれませんが、高齢者施設では、あまり感じることのない感覚です。おおるり富塚では、食事を取りに来れる方はカウンターまで取りに来ていただいています。そこで職員が「ご飯どのくらいにします？」と聞きながら、温かいご飯を茶碗に盛ります。 KIZUKIの食堂の時には、「ご飯多めで！」と言ってくる方が多いです。食欲は元気の源、みなさんが楽しみにしている大好評の「KIZUKIの食堂」です。 KIZUKIの大村さんとは、4月にワクワクする企画を考えています。また、ご案内します！未来マチプロジェクトでは、高齢者施設の入居者様にその地域の飲食店ごはんを提供し、単に美味しいものを食べてもらいたいという思いだけでなく、「地域とのつながり」を大切に考えています。パートナーのみなさまとは、単に販売者と購入者という関係に留まらず、一緒に「これからの地域」を考えていく関係を築いています。一緒に明るい未来に向けて活動をしていきたいと思います。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

年間入居率100%達成＠おおるり富塚

2024.03.24

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。浜松市中央区富塚町のサービス付き高齢者向け住宅「おおるり富塚」は、開設から3年が経過します。当社は３月決算なのですが、今期は「おおるり富塚」は年間通して入居率100%でした。みんなの介護のポータルサイトで、静岡県No. 1サ高住として評価されたり、当施設で行う地域を巻き込む未来マチプロジェクトが度々ネットニュースや新聞に掲載されたり、そういった影響もあり、ありがたいことに常時問い合わせいただいていて、退去者が出ても空室日数ゼロで次の入居がある、その繰り返しとなっています。「入居コスト」はほとんどかかっていません。入居に苦労している介護施設が多数ある中で、とてもありがたいことです。これからは、こうした二極化が加速していきます。常に、選ばれる企業であり続けることが必要だと思います。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

遠州綿紬の「暖簾」を取り付けました＠おおるり富塚

2024.03.23

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。浜松市中央区富塚町　サービス付き高齢者向け住宅おおるり富塚の厨房カウンターに暖簾を取り付けました。「未来マチプロジェクト」に協力をいただいている浜松市浜名区染地台「ぬくもり工房さん」にお願いをした遠州綿紬の暖簾です。　☆ぬくもり工房　https://nukumorikoubou.com/ カウンター5メートル以上あるので、長い暖簾になりました。厨房の中から、入居者様を見守ったり、食後の薬のタイミングを図ったりするので、目線にかからないようにギリギリの高さを調整しました。みんなが寝静まったころ、取り付けをして、早速次の日の朝や昼に入居者様から「とってもいい」という声を多数いただきました。写真では伝わりにくいですが、綿紬のとてもいい風合いと可愛い色の縞模様が、ダイニングをよりオシャレな雰囲気にしてくれました。また、暖簾は事務所のカウンターの前にも。こちらも同じ柄の暖簾で統一しました。玄関もオシャレな空間に仕上がっています。おおるり富塚には様々な方が見学に来られますが、みなさん「高齢者施設に見えない」と言ってくれます。まさにそれを狙っているので、そう思っていただけると嬉しいですね。それにしても、玄関、ダイニングだけではなく、併設デイでは「遠州綿紬」ワークショップの開催各居室には「遠州綿紬」の作品の数々施設内がどんどん「遠州綿紬」で染まっていきます♪ ぬくもり工房さん、ありがとうございます。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

FM Haro！「福祉ネイル」をおおるり富塚で体験した話＠未来のマチとカイゴのはなし

2024.03.18

| ●メディア・プレスリリース

| ●お知らせ

| ●採用について

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「未来マチプロジェクト」

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

| おおるり笠井新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。先日は、ラジオ番組「未来のマチとカイゴのはなし」の生放送があり新浜松駅前のUP ONスタジオへ。今回は「未来マチプロジェクト」の一環で、浜松市中央区富塚町のサービス付き高齢者向け住宅おおるり富塚で福祉ネイルのイベントを開催した話です。浜松市で自宅ネイルサロンをやりながら、福祉ネイルの活動をしている青木牧子さんにゲストに来ていただきました。ラジオでは、当日のイベントの様子や福祉ネイルについてなど色々お話しいただきました。当日の内容はこちらから視聴できます。美容×介護、新しい掛け算で利用者の豊かさが広まりました。当日、利用者様の素敵な表情が忘れられません。我々、介護者はすべて自らの手で利用者の対応をしようと限界があります。医療連携や家族様にとどまらず、未来マチプロジェクトに協力いただいている皆様にたくさん協力をいただいて、みなさんで、利用者が「今日もいい1日だったなぁ」と思っていただける日常を提供していければと思っています。 https://youtu.be/Q5G-GmbKC6Y

千葉県浦安市「銀木犀浦安（サ高住）」の見学に行ってきました。

2024.03.18

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| ●スタッフ日記

| ■おおるり新着情報

| おおるり富塚新着情報

| おおるり笠井新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。実際に施設を見て、運営事業者に話を聞くと視野が広まります。先日は、以前も行ったことのある千葉県の有名なサービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」へ。今回は、「浦安」を見学させていただきました。ディズニーランドの近く、舞浜の駅から2〜3キロくらいのところにあるサービス付き高齢者向け住宅です。玄関アプローチもとってもおしゃれ。建物の入り口に鍵をかけない、制限をしないという高齢者施設ではなく「高齢者住宅」という考え方。我々の運営の考え方と共有する点が多いサ高住です。地域交流とのコミュニケーションもうまく行っており、「駄菓子屋と食事」をポイントとして交流を生み出しています。食事は現地で調理しており、とても美味しくて、一般の方も食べられるようになっています。入り口の横には駄菓子屋が設けられ、学校帰りの子供達が購入し、その店番を入居者が行なったりしているようです。その発想には、以前から驚かされることばかり。我々は、「未来マチプロジェクト」を立ち上げて、地域や外部との交流を生み出していますが、実はその発想も、この銀木犀さんの影響がありました。全国には、色々な取り組みをしている介護事業者がある！今年は、職員を連れて全国の施設を見学に行って、私たちの目指すべき施設を一緒に考えたいと思っています。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s

2023グッドデザイン大賞「52間の縁側」デイサービスを見学＠千葉県八千代市

2024.03.13

| ●塚本ブログ

| 「想い・考え」のこと

| 「趣味や遊び」のこと

| ●スタッフ日記

| ■おおるり新着情報

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。今日は、設計士と一緒に千葉県八千代市へ。 2023年グッドデザイン大賞を受賞した「52間の縁側」デイサービスを見学してきました。あいにくの雨、勝田台駅からタクシーで向かいます。こんなところにデイサービスがあるのかな、、という場所へ。現地で、責任者の方が建物の案内やコンセプト、考え方、運営方法など丁寧に説明してくれました。下記は僕なりの解釈と感想です。玄関までのアプローチは、手すりがなくて、段差がたくさんある。室内は、やはり手すりも少なく、十分にすれ違う広さもない。長く続く縁側は、とってもいい雰囲気だけれど、転落の危険がある。介護職員から、「危ないでしょ」という指摘が至る所にありそうな設計。でも、そこにはとても大切な意味がある。施設や事業の作り込み、職員教育やマニュアル作成など、一般的な介護施設では、すべて「リスクを減らす」ことを前提とした作りが多いけれどここは全てにおいてそうではない。「リスクをヘッジを前提とした考え方は、逆に何か大切なものを失くしてしまっている」施設運営について、私がいつも感じていることを体現しているように感じた。すれ違う廊下は、「避けながら」または「譲りながら」が必要。そこに「どうぞ」が生まれる。手すりがないことで、見守りや助け合いが生まれる。他の人のことを気にかけるようになる。ここには縛られたり、管理されたりするものがない。「高齢者施設らしさが全く感じられない」自宅の延長のような、どこか懐かして温かい雰囲気に包まれていた。入り口にある下駄箱は、職員も利用者もみんな一緒。履き間違えてもいいじゃん、みたいな緩い雰囲気、間違いを笑いに変えてしまうようなやさしい空気感がある。デイサービスの中には、職員と利用者以外にも犬がいたり、ボランティアの方がいた。よく子供もくるらしい。 20名ほどいたけれど、みんな私服だから、誰が職員で利用者か、よくわからない。みんなが家族のように会話をしていた。建物の作りも、そこにいる人たちも、空間や場所を分けることをしていない。それが、この素敵な雰囲気を作っているのだと思う。縁側の奥には、手作りの小屋にヤギがいた。お風呂も素敵だった。介護施設は、入浴での事故が多く、介助者の負担も大きい。だから、浴室は介助が効率よく安全に行えるかを重視して設計する傾向があるけれど、利用者に「気持ちよく入ってもらうこと」に視点をおくとまた設計も変わってくる。昼食を利用者や職員の方と一緒にいただいた。室内のオープンキッチンで調理した温かくて家庭的な料理だった。キッチンには区切りがなく、誰もが出入りでき、利用者が手伝うこともできる。「利用者：今日はいつもより少し食事が遅いかしら」「職員：話してばかりだった、もうこんな時間なんだっ笑」ここでは時間というのがキチキチとしていない。一日のプログラムがあまり決まっていないらしく、それぞれがやりたいことをやったり、職員がその日の状況によって何かを始めたりするらしい。考えてみると、確かに普通の家は、毎日必ず決まった時間にご飯が出てくるわけではない。飲食店であっても、注文して出てくるまでの時間は一定ではない。その時の状況に応じて、料理ができるまで待つのが普通。ましてや、高齢者の方たちには時間がある。少しくらい遅くなったって問題はないよなぁと。ここでのさりげない会話から、気付かされることがあった。私は、自分で決めた時間のルールに、自分が縛られ、焦っていたのかもしれない。ここは、職員も利用者も焦ることなく、ゆったりと時間流れている。この建築物と運営スタイル、ハードとソフトが「完全に一致している」姿をとても美しいと感じた。医療や介護の技術が発展し、制度化、組織化していく中で大きなメリットを得られる一方で、様々な制約や、それを加速させる風潮が進み、我々働く側、利用者、どちらも、どこか窮屈に感じる現代。ここには私たちが忘れかけていたものがあるのではないだろうか。 52間の縁側は、その他、地域と交流を行ったり、今後はカフェの計画があったり、今後のワクワクするような展望があるようです。見学させていただきありがとうございました。当社も、自由な生活ができるサ高住を運営しています。未来マチプロジェクトでは、高齢者施設を交流の場と位置付け「地域とのつながり」を大切に考えています。協力いただいているパートナーのみなさまとは、単に販売者と購入者という関係に留まらず、一緒に「これからの地域」を考えていく関係を築いています。今日の見学をエネルギーにして、また活動に力を入れていきたいと思います。リライフ富塚 2024年2月、おおるり富塚の東150mのところに「シニア賃貸住宅　リライフ富塚」がオープンします。リライフのホームページ　https://relife-suyama.com/ https://www.youtube.com/watch?v=W4zwpcD4ves ■未来マチプロジェクト是非動画もご覧ください！ https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=4s