VR認知症研修の先にダイバーシティインクルーションを見る
こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
現在、社内でVR認知症体験の研修を実施しています。
このVR認知症体験では、
レビー小体型認知症の幻視がどの様に見えているか視感できたり、
視感の認識障害により送迎車から降りる一歩が高いところから落ちるように感じる体験ができたりします。
体験を通し、私たちが普段当たり前と考えることが当たり前ではないのだと気づきます。
認知症の方の言動について、他の方に迷惑がかからないようになど、
「他の人の反応」にばかり気をとられて、本人ではなく周りの方の目線で対応をしていることはありませんか?
もし、周りの方が「迷惑」と捉えるのではなく、理解があり協力してくれれば、
認知症の方の徘徊と呼ばれる行為があっても普通の生活を送れるのではないだろうか。
VR体験をしてみると、
認知症のみならず高齢者介護について、大切なのは本人の行動制限や服薬調整ではなく、
その他の方の考え方や捉え方のシフトなのではないかと思えてくる。
実は私にとって、
このVR認知症体験の研修は、単に認知症の理解を深めようというものではなくて、
その先に、
「企業のダイバーシティインクルーション、多様性のある優しい地域づくり」
を目指しています。
年齢、性別、国籍、趣味嗜好、環境など、それぞれの見た目や考え方の違いを個性や強みとして受け入れられるような
組織、施設運営、地域づくりができたら素晴らしい。
小さくても、まず自分、周り、社員、施設など。
できるところからやっていければと思っています。
高齢者施設に BARをオープン!? 介護の常識を覆す「地域企業共同企画」の動画が完成しました。
動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Q5G-GmbKC6Y&t=310s
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