「分人主義」自分らしさを考える

こんばんは、バイスティックケアサービスの塚本です。
数ヶ月前に読んだ本。
私とは何か「個人」から「分人」へ 

ここにある「分人主義」についての考え方が面白かった。
自分らしくありたいと思うけれど、相手や環境、その時々でキャラや仮面を演じてしまう。
「本当の自分を出さなければならないができない」
そう思うことで多くのプレッシャーや苦しみを感じてしまう。
そんな人は多いのかもしれない。
でも、この本ではその考え方自体を否定している。
人は決して唯一無二の「個人」ではなく、「複数の分人」からできている。
個人は分けられる単位であり、「相手との相互作用のなか」で生じる分人の集合体である。
そして、その分人はすべて本当の自分である。
自分らしさや本当の自分は、不変的なもののように捉えがちであるが、相手や環境によって当然にして変わるものである。
家庭、仕事、プライベート、その相手によってそれぞれの自分の中の分人があり、それは相手との相互作用の中で生じる。
そのため、人によって態度を変えていいのだし、ネガティブな分人も、ポジティブな分人も、その状態であることの半分は相手のせいであり、また相手のおかげでもあると言える。
そんなような考え方。
自分という個人はひとつではない。

「自分らしさを探すことに疲れてないですか?」
「頑張りすぎてないですか?」

時には休んだり、愚痴したりする分人も必要。
どの「分人」でいたいかな。
時にはこの「分人主義」の考え方で過ごしてみて下さい。

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