『労働者不足問題』女性が活躍できる環境作りを考える。
こんにちは、バイスティックケアサービスの塚本です。
生産年齢人口(15歳から64歳の人口)は、2015年には約7700万、
2029年には約7000万人、2056年には5000万人を下回ると言われています。
高齢者の人口が増える一方で生産年齢人口は減少していきます。
60歳以上の高齢化率は2025年には30%
2055年には38%に達すると考えられており、
現在の社会制度を保つには大変厳しい「歪な比率」に突入します。
それにより日本は、深刻な「労働者不足」の問題に直面していきます。
この問題への取り組みとして、介護の分野では、
■ロボットに働いてもらう(機械やセンサー等で業務を軽減し、働く人員を減らす)
■外国人労働者を受け入れる(2018年特定技能制度を成立)
と対策が進み始めていますが、それでもこの変化の対応には間に合わないのだと思います。
今でも介護事業者の多くは「働き手が足りない!!」と悲鳴を上げているのに今後は一体どうなってしまうのでしょう?
今後の社会の中で、企業としてどのような取り組みが必要なのか?
政策だけに頼らず、今のうちから先を見据えて費用・制度の計画と準備を進めていかなければ乗り越えていくことはできません。
労働者不足のそもそもの原因は「少子化」であります。
今後の社会は、ロボット・外国人労働者の受け入れをしつつ、出生率を上げていける社会を構成していく必要があります。
出生率については、「女性の働き方」が大きく関係しているように思います。
女性の育休や産休が、キャリアの弊害となるような社会では出生率が下がってしまいます。
少子化対策には政策に加えて、やはり「民間企業の変革」が必要だと思います。
我々の事業は「女性がメイン」の職場です。
今後は、女性がライフステージに応じた働き方が選択ができる、そんな働き方の改革が解決の糸口であるように感じています。
今後、「介護の仕事」が今まで以上に女性が「輝ける場」としてフォーカスされていく、
そんな社会に寄与できるよういろいろと考えていきたいと思います。
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