サービス付き高齢者向け住宅の役割とは?

こんにちは、塚本です。
今日はいろいろPCフォルダを整理していたら、5年程前の専門職向け説明会で説明した資料がでてきました。
一部ですが参考になればと思い紹介します。
サービス付き高齢者向け住宅は、自宅と介護施設の繋ぎの住まいではない。

サービス付き高齢者向け住宅(=サ高住)は、自立や軽介護の高齢者の予防の役割と重度の要介護を受け入れる役割の両方を担います。
施設入所までの一時的な住まいという位置付けではないと考えています。
サービス付き高齢者向け住宅は、自宅と同じような在宅の介護サービス+生活支援サービス

サ高住は高齢者の賃貸住宅であるから、介護のサービスは『自宅と同じような在宅サービス』を利用します。
例えば訪問介護であれば、ご自宅にヘルパーが伺うのと同じように、毎日や週数回などプランを決めて介護を行い、
そのプランによって自己負担額が変わってきます。
デイサービスが併設しているようであれば、外のデイサービスにいくのと同じように、利用日を決めて利用をし、
その回数によって自己負担額が変わってきます。
(施設に併設している介護サービスを利用すると同一建物減算、送迎減算などがあり併設していない事業所に比べすこし安く利用することが可能です)
自宅との違いは施設に職員が常駐し『生活支援のサービス』を24時間提供していることです。
介護のサービス間の隙間を生活支援サービスで埋めることができ、24時間隙間ないサポートが可能となります。
サ高住は、自立から重度の要介護認定者まで、住まいを変えずに住み続けられる

今までは介護の状態により施設が分けられており、介護や認知の進行状況によって住まいを変えることが必要でした。
しかし、在宅介護や医療が進んできた現在、サ高住と介護・医療が連携をとることで重度の要介護状態になっても住み続けられることができるようになっています。住まいを変えずに、その方にあった介護サービスを充足していくことで継続して住むことが可能です。
その為、入居時の状態での月額費用だけではなく、予め介護が常時必要になった場合の月額費用も想定しておくことが必要です。
以上、一部となります。まだまだ詳細の説明や実態統計などがありますがまた機会があればご紹介させていただきます。
高齢者の住まいといっても様々あり、サ高住と施設の違いなど分かりにくいことが多いです。
入居される方も働く方も不明な点はなんなりとご質問ください。

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