大切にしたいもの

最近のおおるり笠井の日常。

入居者が自由に外へ出かけ、 行きたい場所へ行く。
家族はいつでも訪れ、 時間を気にすることなく一緒に過ごす。

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施設の掃除をしたり、
草取りをしたり、
何もしない一日だった人に役割が生まれ、
誰かのために動く一日に変わる。

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カラオケを始める人がいて、
その歌声につられるように仲間が増えていく。

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新聞でゴミ箱を折ってくれる人がいて、
みんなの洗濯物を畳んでくれる人がいて、
その姿を見てまた誰かが加わっていく。

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ドリンクコーナーでは、
好きな時間に好きな飲み物を手に取り、
誰かを誘ってお茶を飲む。

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学校帰りの子どもたちは、
駄菓子やアイスを買いにやってくる。
涼しい館内でアイスを頬張る子どもたちを見て、
「私も食べようかな」 と入居者が笑う。

掛け軸展やイベントには、
地域の方々がたくさん訪れて、
施設が街のリビングのようになる。

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そんな中で暖かさや優しい雰囲気が生まれてゆく。

そんな何気ない日常が、
今、おおるり笠井にはあります。

職員が作りあげてくれているそんな風景。

私は、この風景を見ていると、
希望とはこういうものなのかもしれないなと思えてきます。

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入居者が寝る前に「今日もいい1日だったな」と思える日常を提供したい。

そんな想いから、
もう何年も前に未来マチプロジェクトの活動を始めました。

しかし、実際、私は入居者と向き合うことよりも、
会社運営、地域づくりや社会づくり、
介護の未来という大きな景色ばかりを見てしまいます。

それも大切であり必要なことですし、
私にしかできないことだとも思います。

でも、その前にもっと大切なことがある。

それは、目の前の利用者さんが、
今日も良い一日だったなと思えること。

そんな日常作りは、全て職員達が担ってくれています。

それは
私自身が足りないものであり、
私自身が職員に求めているものでもあります。

イベントに参加するとか、
未来マチプロジェクトの活動に協力するとか、

そういうことよりも、
一番の原点である「顧客視点」で施設を運営してくれること。それが私の求めているもの。

最近、おおるり笠井の風景を見ながら
そんなことを想っています。

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