「サ高住」新たな高齢者住まいの登録動向について
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こんばんは、塚本です。 弊社が運営している「サービス付き高齢者向け住宅(=サ高住)」とは、2010年10月から登録がスタートした新しい高齢者のための住まいです。 国土交通省、厚労省の共管で創設されたこのサ高住は、 住み慣れた街でその地域の介護サービス等を利用しながら「暮らし続ける」ことを一つの目的としています。 制度新設から10年、サ高住が誕生し、この地域においても高齢者の住まいの状況は大きく変わりました。 この10年で、 浜松市内では、「40棟1468室」の新たな高齢者の住まいが供給されました。 弊社単体でも静岡県西部、中部エリアで「9棟238室」の住まいを供給、運営しています。 これまで高齢者の入居施設(住まいのサービス)は、 有料老人ホームやグループホームなど民間会社による運営もあるものの、 やはり特別養護老人ホーム等をはじめとした「社会福祉法人」の運営する介護施設が主流となっていました。 このサ高住の運営会社、現在は、全体の「約62%が株式会社」による運営となります。 サ高住が入居施設に加わったことにより、民間会社の高齢者の入居施設への参入が加速したことになります。 サ高住は現在総量規制等がないため、今後も一定の供給数が続き民間会社による施設運営は増えていくと考えられます。 また、サ高住は地域包括ケアの一環として、その地域ごとに比較的小規模な大きさであちこちに分布しています。 それにより、介護が必要になると街のはずれや山の麓にあるすごく大きな介護施設へ、という流れから 介護が必要になってもできる限り、「その地域の街、住宅地に溶け込むように建つサ高住で住み続ける」という流れに変わってきています。 サ高住の誕生は、ただ単に不足している介護施設の代替えや、施設介護から住宅介護へのシフトによる介護報酬の抑制ではなく、 高齢者の生活の質を高める「イノベーション」であったと思います。 少なくとも私たちはそうであると思えるように施設運営を行なっていきたいと思います。 ☆サ高住についての現状の動向はこちら https://kosenchin.jp/kosenchinDefault/2_2020_11_01/20201120-2-2.pdf (一般社団法人高齢者住宅協会の資料より) 弊社のホームページはこちら https://bystickcare.co.jp/ 塚本ブログはこちら https://bystickcare.hamazo.tv/c732885.html